タグ:徹之進 ( 24 ) タグの人気記事

徹之進03 ロボドッグ2000GTの逆襲!

d0122652_12294413.jpg
d0122652_1230329.jpg
d0122652_12301992.jpg
d0122652_12303529.jpg
d0122652_12305043.jpg
d0122652_123169.jpg
d0122652_12313539.jpg

第二話で、犬楽園メンバーになることを認められた徹之進ですが、
「あっさり仲間入り」も、変なので、もう一悶着というやつです。

犬楽園とはいかなるものか?
犬楽園のメンバーにはこういうのがいる・・・
とかいう設定も説明しなくてはいけません。

そのうえで、誰かと対立し、決着がつき、仲直り・・・という
スジが良い・・・ということで、
全開にひきつづき、ロボドッグ2000GTと、
犬楽園の名ドライバー、リニアが再び、徹之進に挑戦。

第一話から、そうなんですが、
アニメの設定や、方向性はふまえてありますが、
毎回6ページの読み切りで、読者に「それなりに面白い」と
思わせなくてはいけないので、
漫画オリジナルの展開になっています。

「 オリジナルストーリーで、漫画家側に任せてもらわないと、
『6ページで読み切り』なんて、できないから。こちらにまかせてください。
ちゃんと面白くするから、心配無用。ウィーヴと朝小は、
下ネタとか、アブナイものとか、イメージと違う・・・とか
そういうのだけ、チェックしてください。あんまり、事細かに
アニメどおりに・・・・とか、言いだすと、6ページでまとまらないですよ。
モチはモチ屋・・・つうことで、お任せください」
と、いうことで、オーケー貰っていましたので、かなり勝手な展開になってます。

でも、実際、30分のアニメと、6ページの漫画は
枠の大きさが全然違って、
一升升と、一合升・・・いや、それ以上の違いがあります。
で、一合飲ませて、それなりに「飲んだような気にさせる」には、
一合升限定の、いろんな手練手管があるんです。
一升升専門のアニメのひとには、なかなか理解してもらえない
ミミッチイ、テクニックとかが。
だから、任せてもらわないと、こういう仕事は出来ません。

ウィーヴと朝小は、非常に鷹揚でした。まかせてくれた。
と、いうより、ウィーヴはアニメを作るだけで手一杯だったし、
朝小は「漫画のことはよくわからないので、問題なくて、締め切り守ってくれれば、
それでいいです」ということだったんでしょうね。

過去にやった仕事で・・・
ゲーム会社とか、玩具屋さんがクライアントで
「キャラクターイメージを守るため」とか言って、
ガチガチの検査官みたいな「担当者」が出てきて、
「計画どおりにやらないとダメ」とか、取り締まるのが生き甲斐みたいな
おまわりさん以上に厳しいチェックの嵐で、
どうにもこうにも、面白くもなんともない、ただのチラシのほうがまだ
いいんじゃないか・・・・というくらい、ダメダメなものになっちゃった
というのが、何回かありました。

たまに、ものすごいボケナスが製作というクリエィティヴな現場にいて、
「我こそは、キャラクターイメージのガーディアン」つう顔して、
創造性を完全に窒息させている・・・という、なんだかモノスゴイ局面を
目の当たりにすることがあるんです。
なんで、あんな馬鹿が、現場にいるのか、さっぱりわかんないのですが。

「漫画は日本のコンテンツ」とか言って、頭の中が「お役所」なオジサンたちが
「漫画とかアニメは儲かるらしいから」つうことで、わらわら集まってきてるのが
最近の風潮で、「創造性キラー」はますます現場に増えてますね。
やりにくいったら、ありゃしない。馬鹿はこっちに来るな!
お金ないくせに、「ディズニーがお手本」とか、言わないでもらいたい。
ディズニーは、あなた様の100倍くらい、頭がいいんですよ!

えー。つい、脱線しました。すみません。コーフンして。

まあ、とにかく徹之進の漫画は、かなり自由にやらせてもらったんですよ。
ウィーヴって、「偉い会社だ」「わかっている」と、思いますよ。本当に。

で、まあ、この回は、ロボドッグが暴走、徹之進がいいところを見せて、
仲直り・・・という、「喧嘩の手前で仲直り」という、
「よいこの子供漫画」の王道をいくような展開ですね。
こういうの、子供にはウケるんですよ。
[PR]
by tetsu2259 | 2007-04-27 12:31 | 03 2000GT

徹之進02 犬楽園にいく!

d0122652_22571786.jpg
d0122652_22573772.jpg
d0122652_2257523.jpg
d0122652_2258862.jpg
d0122652_22582749.jpg
d0122652_2258411.jpg
d0122652_22585827.jpg

第二弾です。
初回に出てきた「謎の老犬の正体は?」から「犬楽園とは?」とか
設定を説明しつつ、アクションを見せるストーリー漫画ですね。
6ページで、これだけの内容をこなすのは、
「綱渡りみたいに難しい」んですが、よく出来ていると思います。
誰も褒めないので、僕が褒めます。
この回も、富士山みえるがネームを切りました。

アニメにも、犬楽園の門番ロボットみたいなのは出てくるのですが
犬の顔をした「茶碗蒸し」みたいな形で、
犬を乗せて、フワフワと空中を浮遊するという・・・・
いかにも「止めセル」で横スライドですむという、
お金のかからないデザインで、子供心に全然わくわくしない
ダメな感じだったので、せめて「漫画だけでも」ということで
「未来少年コナンのロボノイドと、ロボコップの悪役ロボを合わせたようなのにしたら」
と、提案したら、「そんなの書けない」とか、カミさんがいうので、
しかたなく、僕が書きました。

で、名前は、いいかげんに「ロボドック2000GT」にしました。
もちろん、あの名車トヨタ2000GTが元ネタなんですが、
これも、いいかげんにデザインしたら、車みたいな顔のロボットになったので
適当につけた名前です。カミさんは「2000GTって、なんなの?」とか言ってましたが。
で、名前が2000GTだから、犬の2000倍のパワーだ・・・とか、
だから、オナラも2000倍くさく感じるとか、
このしょうもない「解決法」も、たしかそのとき、考えついたんです。
考えたというより、テキトーに「子供はオナラのネタ、好きだから」ということで
書き飛ばし、付け加えたんです。

たしか、カミさんのはじめのネームだと、足になんか絡めて倒すとか
なんかそんな「やっつけかた」でした。
あんまり記憶がさだかじゃないんですが、なんか真面目なアクションでした。
それを僕が、「お笑い」に、ねじ曲げたんです。
でも、彼女も、「オナラ」が気に入ったみたいで、そのまま行くことになり、ウィーヴも、
朝小も「オナラくらいなら、まあいいでしょう。ウンコは没ですよ」という判断だったので、
なんとなく「徹之進の得意技はオナラ」ということになりました。

ちなみにアニメでは「オナラ」のオの字も出てきません。
漫画オリジナルの設定・・・・というか、僕が思いつきで書いたら、
なんとなく、そのままそういうことになったんです。いいかげんな話で。
まあ、川崎のぼるの「どうどう野郎」とか「いなかっぺ大将」とか
オナラが武器の「おきらくな子供漫画」って、昔はよくありましたから、
珍しくもなんともないんですが。
最近は、こういう子供らしい「くだらない漫画」ってなくなっちゃったので、
そういう意味では、珍しいのかもしれない。

このあと、なにかというと「徹之進のオナラネタ」は出てきます。
そして、ロボドッグ2000GTも、何度も出てきます。
恐ろしいことに最終回は、この両方がオチに生きてきます。
そんなこと、誰が予想したでしょうか。
誰も予想しえない。
俺なんて、予想どころか、もう、このころから、何も考えていませんでした。

でも、考え抜いた設定よりも、
口からデマカセ・・・に近い「しょうもない思いつき」のほうが、
クリエイターの潜在意識を刺激して、重要な要素として生きてくる・・・
というのは、創造活動を長くやってると、しばしば感じるテーゼなのです。
まさにこの「オナラと犬ロボット」の場合はそうでした。
[PR]
by tetsu2259 | 2007-04-26 22:59 | 02 犬楽園!

徹之進第一弾

d0122652_21314197.jpg
d0122652_21315736.jpg
d0122652_21321335.jpg
d0122652_21323590.jpg
d0122652_2133523.jpg
d0122652_21332044.jpg
d0122652_21334449.jpg

第一弾は、2005年の11月なかばだったかに、
ウィーヴさんのほうから、「朝小で、奥さんの富士山みえるさんに漫画連載を」と、
言われて、バタバタと二人で、朝小に出向き、そこで
原案者の石川裕人さんや、朝小のかたと、第一回目の打ち合わせ。
大急ぎで、年内に2本は、原稿仕上げて入れてくれ・・・とのこと。

あわてて、徹之進のアニメを見て、これを書きました・・・
と、言いたいところなんですが、
その時点ではアニメは出来ていなくて、
脚本どころか、方向性も「少女漫画風にします」とか
「お金儲け・・・財テクとかの豆知識をいれます」とか
ブレまくっていました。キャラクターも二転三転したような。
もう、よく覚えてないけど。

で、12月に シナリオが出来て、線画だけのアニメのビデオが送られてきたり
それを見たら、音楽も音もはいってなくて、声優さんの声だけだったとか
なんかそんなんでした。

漫画は、最初の数回分のシナリオを読んで、
第一回目にふさわしいものにしよう・・・という意図で、
「徹之進とルミちゃんが引っ越してきたよ」「徹之進って、こういう犬」
「犬楽園のセトさまに出会う」「犬山家の家族構成」とか
もりだくさんの内容を、たったの6ページで表現してあります。
ネームは富士山みえるが、四苦八苦して、作りました。
犬といえば「鼻がいいんだよね」、ありがちではあるのですが
おさえておくべきポイントですよね。
「考えるな、感じるんだ」ってのは、ブルース・リーだろ。燃えドラの。

色(CG着色)は、大橋よしひこ。1回目なので、異様に丁寧で、
時間がかかっています。今、見るとたいしたことないけど。

石川裕人さんが、資料用に、六本木の風景をデジカメ撮影して
データをくれたので、加工して、貼付けたりしていますね。
細かいことやってるなあ。

まあ、そんな感じです。(大橋よしひこ)
[PR]
by tetsu2259 | 2007-04-26 21:34 | 01 ヒルズへ

徹之進、ウェブ復刻計画発動!

2006年正月から、まる一年、
テレビ愛知、テレビ東京系で、土曜朝に放送された
「それゆけ! 徹之進」は、同じ土曜日の
「朝日小学生新聞」にも、コミカライズ版が
毎週6ページ、カラーで連載していました。

漫画は、アニメ徹之進の宣伝の目的で、
制作会社 ウィーヴが、朝小に広告として載せていたもので、
アニメ終了と同時に、広告も終了。当然、漫画も終わりました。

はじめは、「まとめて単行本に」という計画だったのですが、
1巻の売り上げがおもわしくなく、
単行本は2巻で終了しました。

「朝小」本誌での、反響は、回をかさねるごとに良くなり、
朝小に載っている漫画の中での人気は
ほぼトップというところまでいきましたが、
広告ですので、あんまり意味が無く、
漫画終了後は、忘れ去られるばかりです。

内容的には、玉石混淆ではあるのですが、
「子供漫画としては、それなりにいいものになった」と
自負しております。
このまま、忘却の彼方・・・というのでは、あまりにも哀れ。
あまりにも忍びない・・・ということで、
ふと、思い立ち、
ブログという形で、公開していこうと思います。
ウィーヴにも、朝小にもオーケーは貰っておりませんが
書いた本人たちが、ゴミ扱いの漫画をリサイクルするだけなので、
誰も文句は言わないだろう・・・という、乱暴な考えをしています。
なんか文句あるなら、どしどし言ってください。対処します。

元データは、フォトショップによるCGなのですが、
セリフが入っていなくて、
そのままでは読めないし、新しくフォントを打とうかとも
考えましたが、手間ひまがかかりすぎ、
更新ができなくなりそうなので、
「新聞版」から復刻しました。
朝日小学生新聞さん、ごめんなさい。

単行本が、どこかから出れば、こんなことしなくても良かったんですが。
まあ、そんな感じです。
(文責/共同執筆者 大橋よしひこ)
[PR]
by tetsu2259 | 2007-04-26 21:06 | ご挨拶