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徹之進45  犬楽園、保育園になる!

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子犬って、本当にかわいい。
そのかわいさは独特ですね。
いろんな犬種で、それぞれに子犬はかわいい。

犬楽園の仲間には、
シベリアンハスキーとかパピヨン、プードル、アイリッシュ・セッター、豆柴と
いろいろいるんですが、それの子犬時代はどんなんだったんだろう?
そういうかわいい子犬をたくさん出せば、
読者の子供たちは喜んでくれるんでありますまいか?

と、同時に、
兄弟の弟、姉妹の妹とか、年下の子供は
「あ〜あ。僕が兄ちゃんだったらなあ」とか
必ず思うもの。
そこらへんの「子供らしい想い」を漫画に生かしたら
面白いんじゃないか・・・

と、いうことで、カミサンが考えたのが、この回。
ただ、ギャグの展開部がイマイチ、インパクトあるアイデアに欠け、
僕がネームの段階で「子犬だから、あちこちにオシッコして、大騒ぎになる」とか
「ミルクほしさに徹之進のオッパイに飛びついて、徹之進のオッパイが
ひっぱられて、おばあさんのオッパイみたいにビロビロになる」とか
ギャグを付け加えたのですが、「朝小チェック」で、みんなボツになりました。
まあ、しょうがないような気もしますね。
かわいく、きれいにまとめたほうが、こういうネタの時はいいのかも・・・
そんなような気もしますし。

現代の子どもむけアニメ/漫画は、
ポケモンの馬鹿当たり以降、
「カワイイもの至上主義」が徹底し、
なんでもかんでもカワイイほうがよろしい。
カワイクないものは、すべて悪である・・・と、いうことになってます。

それは、それでいいんじゃないの? みんなが望んでることだし・・・
と、思うのですが、
「カワイイ」を優先すると
「やれるギャグ」がすごく「限定」されます。

ギャグとかお笑いには、本質的に、
「差別」「グロ」「権力批判」「アナーキズム」「スカトロ」
「くいものを祖末にする」「暴力」「理不尽」「意味不明」「不条理」とかいう
「毒のある要素」が山ほどあって、
ギャグ=毒が80%+それ以外20%
と、いう感じなんですね。

「カワイイキャラが、こんなあくどいギャグはやらない」
「カワイイキャラが、あくどいギャグで被害をうけるなんて可哀想」
と、いうわけで、
カワイイキャラが増えれば増えるほど
「ドジ」「コケ」「勘違い」「忘れんぼ」「いつのまにか寝てる」とか
そういう「天然系」しか、やりようがなくなっていくんです。

そういうのも、上手にやれば、おかしいんですが、
そんなギャグばっかりになると、見る方も飽きて来ちゃいます。
子供向けの漫画やアニメが
「カワイイもののインフレ」で、窒息していくんですね。

スポンサーとか、版元は、
カワイイもののキャラクタービジネスで儲かればいいだけなので
「キャラクターイメージを壊すな!」の一点張り。
カワイイ中毒のオタクは「もっとカワイクしろ!」の一点張り。

で、片方で「つまらない!」「みんな同じだ」とか言ってる。
そんなの、はじめからそうなるって、決まってるようなもんで・・・。
まあ、それでも、「天才」はなんとかしちゃうんですが、
凡百の人間にはなあ・・・・・。

おっと、いけない。また、グチってしまいました。
まあ、とにかく
「カワイイ」と「子供受けするギャグ」との、ちょうどいい「落としどころ」が
大切で、そこを見極めて、帳尻合わせるのが、
僕らの「お仕事」なわけなんですね。
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by tetsu2259 | 2007-09-16 13:33 | 45 赤ちゃん犬