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徹之進19 ハイテク打ち出の小槌

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徹之進第19回。これも、僕がネームですね。
このころ、カミサンの富士山みえるは
「単行本 徹之進」の書き下ろし長編漫画と、
別件の漫画の仕事で、スケジュールがほぼパンクして、
家庭内にも、いろいろあったので、
ここ、しばらくは、僕が連続してネームを切っています。
絵はカミサンですね。もちろん。・・・色は僕だな。

僕は、「子供が喜ぶ『絵づら』って、なんだろう?」って
ところから、お話をひねりだすのが得意なんですが、
これもそうですね。

自分が子供の頃、
手足がニョロニョロのびるのが、「面白い」って思っていました。
藤子不二雄の「怪物くん」とか
ゲゲゲの鬼太郎の「猫仙人」の回とか、
絵本「シナの5にんきょうだい」とか、ああいうのが好きでした。
アメコミでいうと、ファンタステック・フォーのストレッチョとか、
映画だと、ミスター・インクレディブルのママさんとかですね。
ああいうのは、自分も好きでしたし、子供にもウケるんです。
で、それをやろうと。

お話のスジは、発明ギャグですね。
「ドラえもん」の骨格と同じで、「騒動」の部分をふくらませたもの。
自分も「ピカッとひらめき! ピカットくん」という漫画で
一度トライしてますから、手慣れたもんです。
http://uorya0hashi.web.infoseek.co.jp/manga%81Qmenu.html
↑ここの上から5番目に、かこってある漫画です。

「見た目のおかしさ」を最優先して、作った漫画ですが、
結果的に「てつ&ポチ」の、子供らしいイタズラぶりが強調されてるし、
被害者として、犬楽園の仲間も、ゾロゾロでてきて、にぎやかだし、
なかなか面白くなったと思います。色も綺麗に塗れたし。のんきな感じもあるし。
子供が「大きく、かっこよくなりたい」と思う、素朴な気持ちも、はじめのところで
出ているし、共感も得られそうな・・・。まあ、わかんないですけど。
6ページの漫画としては、かなり上出来といえるでしょう。自画自賛。

で、このパターン、自分でも気に入ったので、
ネタにつまると「まあ、いいや、またアレをやろう」という感じで
何回も連発していきます。しょうがないね。そんなんばっかだ。

昔は、こういう「子供らしい子供漫画」って、たくさんあったんですが・・・
最近はもう、「玩具を売らなければ!」とか「ゲームのイメージにそって!」とか
そんなんばっかだし。なにかというと「バトルだ!」とか「武道大会だ!」とか。
別にそういうのも、かまわんというか、面白いと、思うんですけどね。
そんなんばっかだって言うのが、なんちゅうか、かんちゅうか。
今の子供にだって、ウケるはずなんだけどな。こういうの。
読者ページ11年やって、得た結論は
「子供の頭の中は、今も昔もあんまり変わらない」なんだけど。
我が子を見ててもそう思う。
子供の周りの「状況」はかなり変わっているけどね。

そう、考えて、
「ドラえもん」とか「しんちゃん」みたいな漫画かかせてくれ・・・
って、版元に言うと、「 ドラえもんみたいなのがお前に書けるわけない」とか
「もう、すでにドラえもんがあるからいい。似たようなのはいらねえ」とか
「何様だと思っていやがる!」とか、さんざんに言われるし。
アニメ関係者にそういうこと、こぼすと、
「それで商売になるんならいいですけどね。だいたいそんなの見たがる子供が
いるんですかね?」とか言われるし。

勝手にしろ!
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by tetsu2259 | 2007-05-09 11:41 | 19 打ち出の小槌